セラミック治療の成功への鍵！
芸能人だけでなく一般に広がっているセラミック治療。
本来の目的は、虫歯や根管治療後に歯の形態回復を行い、歯を守ために行う治療です。当医院でもその目的は変わらないです。
セラミックは医院によって全くクオリティーの差があります。なぜならDrの感性、手技、その医院の技工士のテクニックレベルによって全く違います。
一緒にお仕事している技工士さんはよく噛める歯を作るのは勿論、歯の内部構造や表面性状もこだわって作ってもらってます。
せっかく治療するなら、長く使うし、見た目にも関係するので綺麗な歯を入れたほうがいいと思います。
単独でクラウンが入っております。どの歯かわかりますか？
どこにクラウンを入れている分からないのがセラミック治療の成功です。
真っ白な歯を入れるのもいいですが、歳は取るが歯は白いままで経年変化に対応できません。真っ白にして後でやり変える患者さんもいます。
歯の中の象牙質、歯の外のエナメル質の色や表面正常によって歯の色は変わってきます。光が象牙質に透過して反射し、エナメル質の表面性状によって光がいろいろな方向に拡散します。
歯の色は白だけでなく青、赤、紫、黄色、茶色など色々な色が組み合わさっています。故に、真っ白な歯は自然界に存在せず、少し違和感のある歯に見えるのです。
ブリッジクラウンでの修復です。
どこにブリッジクラウンが入っているかお分かりでしょうか？
一人一人に噛み合わせが違っており、歯の色、年齢も違います。
全て同じ真っ白、真っ直ぐな歯にすると違和感がでます。芸能人でも後悔して再治療を行ってる人はよく見かけます。
ただ、色や形態は個人の好みがあるので、一概にこれがいいとは言い切れないです。
顔の形、年齢、性別、噛み合わせ、好みを考慮する必要があります。
↑単独のインプラントでセラミックを被せています。
これもどこに入っているかお分かりでしょうか？
インプラントは歯肉の量、骨の量が関係してくるので更に難易度は上がります。歯肉と骨の造成を行えば、インプラントでも審美的にも仕上げることができます。
インプラントのほうがキレイになると考える方が意外に多いのですが一般的には歯にクラウンを被せるほうがキレイに仕上がると言われてます。
↓インプラントブリッジです。インプラントブリッジになると更に難易度が上がります。
