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正常な歯列、治療の必要な歯列とは?

こんばんは。目黒線奥沢駅前2Fで開業しておりますのKEI DENTAL CLINIC OKUSAWA@院長の羽場敬祐です。

寒い日が続いております。気をつけて来院してくださいね!
今日イタリアセリエAのACミランに移籍したサッカー日本代表、本田圭佑選手のイタリアセリエAのACミランで初得点を決めました!
世界最高峰で日本人が頑張っているのを見ると常に上を見て進まなければと思います!怪我せず全力プレーを楽しみにしてます!

今日は正常な歯列治療の必要な歯列についてのお話です!
正常がどういった噛み合わせなのか分からない患者さんもおられると思います。歯並びが綺麗ならいいのか?噛めればいいのか?なかなか判断できない場合があると思います。
比べてみてください!

 

写真1・2(左右)左:正常な歯列  右:治療の必要な歯列
正常な歯列は上の前歯が1〜2mm程重なっています。下の前歯は8割程は見えます。
右の治療の必要な歯列は下の前歯が全て隠れて見えなくなっております。
何が問題になってくるか?と言うと右の歯列の噛み合わせは顎関節や歯に非常に大きな力がかかりやすく、噛みにくいだけでなく耳鳴り、肩こり、顎関節症、顎変形症などを引き起こす可能性が出てきます。

  • 正常な歯列、治療の必要な歯列とは?
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写真3・4(左右)左:正常な歯列 右:治療の必要な歯列
左写真は綺麗な半円形の歯列になっております。一度も歯の治療を行っておらず歯列も整っております。
右写真は左右の奥歯を他医院で治療されてます。奥歯の治療が不適切だったため前歯の移動が見られます。医原性で悪くなった感じです。治療したのに悪くなる…。

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写真5・6(左・中央)右の写真は正常な歯列に比べて歯列が波打っているのが分かります。
これは、歯の欠損を放置すると歯は移動します。上の歯が白いラインより下に落ちてきてます。歯の移動を治さず下の歯をクラウンで治療した場合にこのようになります。
やはり、口腔内全体を見て治療することが大切になってきます!

写真7・8(右・下段左):正常な歯列  下段左:治療の必要な歯列
右の写真は歯の欠損が見られます。この状態を放置すると反対側の歯に負荷がかかりますね!何よりも噛みにくいと思います。また前歯にも大きな負荷がかかるので歯の移動や摩耗が見られます。

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写真9・10(中央・右)中央:正常な歯列  右:治療の必要な歯列

意外と大切な下顎の歯列関係!上顎の歯列関係に影響してきます。下顎の歯列に異常があれば、上顎の歯列は機能的な噛み合わせになりません。
正常な歯列は緩やかなカーブで大臼歯に向かいます。
右の写真の歯列は臼歯部に歯の欠損があります。また、前歯の激しい摩耗が見られます。
欠損があれば反対側で噛む→反対側、前歯の摩耗→噛み合わせが低くなる。→被せ物の破折、歯牙破折、顎関節症を引き起こす。

全ての患者さんに正常な噛み合わせが必要とは考えておりません。
しかし、患者さんによっては部分的な治療では逆に悪くしてしまう場合があります。
部分的な治療で大丈夫なのか?全顎的な治療が必要なのか?これはしっかりとした診査診断が必要になります。口腔写真を撮らせていただき診査することでチェアサイドでは発見できなかった原因を見つけることができます!
同じミスを犯さないように!

KEI dental clinic okusawaでは、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします

お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。

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