あと一ヶ月ちょいで開院!
こんばんは。目黒線奥沢駅前2Fで6月4日開業予定のKEI dental clinic okusawa@院長の羽場敬祐です。
みなさまお元気でしょうか?明日は勤務医最後の勤務になります。
かなりレベルの高い先生方に囲まれ刺激も多く大変勉強になりました。
まだまだ勤務したかったのですが早く今の職場のような環境を作りたくて開業するわけですから、一つ一つ確実に歩んでいきたいと思います!
今日の写真テーマはGBR(骨造成)についてです。
30歳代男性 転んで前歯が折れた。
顔面を強打していましたが大事に至らなくてよかったです。
写真1(右)事故により前歯部2本が抜けてしまいました。
また向かって右の前歯がグラグラになっており保存不可能になっております。事故後一ヶ月経っており骨も大きく失っておりました。
写真2(中央)少し見にくいですね‥…。右2番抜歯即時埋入と左1番にインプラント体を埋入しました。合計2本骨も少なくインプラント体のスレッドが露出しているためGBR(骨造成)が必要になってきます。
写真3(右)インプラント埋入と同時にチタンメンブレンによるGBR(骨造成)を行っております。
ここで重要なのが人工骨の置き方、人工骨のボリュームによって最終的にクラウン(被せ物)を被せた時の形態が変わってきます。
ただ人工骨を置くのではなく理想的な歯の形に合わせた骨形態を作ることが非常に大切です。
ここの処置をおろそかにすると、歯が長くなり息が抜ける、隙っ歯になる、ブラッシングのしにくい形態になり長期予後が望めなくなります。
写真4(左)咬合面です。唇側にボリュームが増え綺麗なアーチができています。今回は縫合糸にゴアテックスの糸を使用しました。感染も少なくハンドリングもそこそこいいです!
写真5(右)正面観です。オペ時間は45分程。上手くいっております。お疲れ様でした!垂直方向にも造成でています。これから骨が固まるまで待って、2次オペではCTG(歯肉の造成)を行えば完璧だと思います。
今回、垂直的、水平的にGBR(骨造成)を行いました。
GBRを行う場合、チタンメンブレン、チタンメッシュ、チタンスクリュー、吸収性膜のみ、と色々な方法を行ってきました。それぞれ歯肉の状態、骨形態、骨造成量によって使い分けております。
せっかく痛い思いして治療するのであれば少しでも綺麗に、そして長く使える歯を作りたいと考えております!
KEI dental clinic okusawaでは、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。